自分の為がみんなの為

ZECOO

パートナー産業で城郭を再現したジオラマ、その名も「城ラマ」の制作をとり進めております。
ご興味のある企業、出版社等ご連絡いただけますと幸いです。
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皆様、この事業に対する応援を是非よろしくお願いします。



ブログ更新をさぼっていた為かなり前の話になってしまいましたが、世界的なデザイナーであり友人である根津孝太氏がfacebook上でシェアしていたことがとても興味深かったです。
現役官僚が提言!日本のモノづくり衰退の真因は組織的うつ病による「公私混同人材」の死蔵である
http://diamond.jp/articles/-/34702?fb_action_ids=4827056360331&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582

物凄く簡単にまとめてしまうと、日本のモノづくりの衰退の原因が「公私混同人材の死蔵」にあるという。
今の日本の製造業には、かつてスティージョブズipodを開発した時のように、1個人の「わくわく」から発した製品を会社全体で作り上げることが決定的に欠けているということ。
伊藤氏がここで定義している「公私混同」とは、「私」として実現したい何かがあり、それを公的な役割である「職業」を通して実現しようとすることであり、まさに、今の私そのものです。先の根津氏もそういう人であり、彼も自ら設計した電動バイクZECOOでマスコミからも注目されている人物です。
つまり「つくりたいものを作る!!」ってのが足りないって訳ですね。
先日のおもちゃショーでも、城ラマをみて「お金のに匂いがしない商品」と評価していただいた方がいらっしゃいましたが、最近の商品開発の根底には「売れなければダメ」みたいなものが根深いように思います。
もちろん弊社も売るために頑張っているのですが、根っこがなにか?っていうのが大事なのかもしれませんね。



通常企業においては「公私混同」は悪とされています。
世の中すべてそうだと思いますが、結局はどのように使うかということで全く真逆のエネルギーになります。
つまり、公私混同を「私」の為に使うか、「公」のために使うか、ここが分かれ道です。
自分の好きなものを作るっていうのは素晴らしいことですが、そこにある思いやベクトルが「みんなの為に」っていう方向性と一致しているかしていないか。これがとっても大事だと思います。
きっとスティージョブズ氏も根津氏もたくさんの人の為に自分の作りたいものを考え、実行していったのだと思います。
「みんなの為に」っていう方向性がつながりを作り、その先の奇跡を生みます。
一方それが自分という殻のなかでジタバタしているときには、それなりの結果にしかならない。
つまり、一見真逆にある「自分の為」と「みんなの為」という方向性を一つの方向性に合わせることが大事。
考えてみたらこの世は真逆なものでできている。
それが別のベクトルに働くと対立を生むし、それが当たり前だと思っている。
でも、そうじゃない、統合する方向に向かったときに何かが動くような気がします。



あとは「本気」かどうか。
それで、その思いの進む先が決まるような気がします。
自分自身も振り返ってみると惰性に流されることに慣れてしまって、「本気」っていうのは忘れちゃってる感覚です。
その為には常に意識的でいること。

「城ラマ」も完成〜発売まであと少し。
さらに「本気」と「みんなの為」を意識して頑張ります。



タイのTAPACOで働く仲間、募集しております。
自分の為とみんなの為の統合を目指している方、お待ちしております。
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