無策は最大の下策

信州上田城 北櫓


人間はあれこれ悩み、考えるときが多々あると思う。
考えて悩んでいると、結論がでなくて、そのまま時が流れて行ってしまえばいいと思ってしまうものです。
つまり決断をしないで、流れに身を任せてしまう受身の姿勢なのです。


物事には大事小事があって、小さなことであれば問題ないが、大きなことであれば、取り返しのつかないこともありますが、まあ、小さなことで決断できない人間が、大きな問題に決断できるとも思えません。


決断し、主体的に行動に移すことは、たとえ間違っていても、その事象を反省し次に生かすことができると思う。
決断しなければ、それも無い。


よって、私は無策は最大の下策と肝に銘じて、小さなことでも常に自分自身の責任によって決断するように日ごろから気をつけているつもりです。
私は自分自身を基本的には優柔不断な人間だと思っているし、放っておくと受身になってしまうので、常に決断し主体的に動くことを心がけることによって、最大の下策に陥ってしまうことを防いでいます。


そんな私であるので、考えた末に自分自身の責任において決断し、行動した人間は、尊敬するし、大いに評価をしてあげたいと思う。


他人のことをあれこれ非難することは容易いが、自分自身で決断し行動することは、とても難しい。


常に主体的に考え動く癖をつけてもらいたい。受身で指示命令を待っているだけではいけませんよ。