エコ

安土城天守台跡


最近、地球が本当にやばいらしい。
そんな話は僕の知る限り20年位前から(おそらくもっと前から言われていたのだろうけれど)言われていたのだけれど、ここ最近は、目の前の異常な気象現象に直面して、本当にやばいことを実感したのだと思う。


私は東京近郊に住んでいますが、梅雨が空梅雨の時もあったり、異常に暑い時もあったり、逆に冷夏の時もありましたね。
でも、気象現象で一番いやなのが、「雨」。
最近の雨は土砂降りの雨が多く、なんだか地上の栄養分を削り取ってしまう気がして、とてもいやな感じです。
当然、昔も台風の時期や、雷雨の時は激しい雨が降ったりしますが、基本的に日本の雨というのは「しとしと」降るイメージがあるのですが、最近は熱帯雨林のように「ドバーっ」と降る雨が多いような気がします。

そして、台風が大型化しているのは皆さんも実感しているでしょう。


最近は企業も地球環境に配慮する企業姿勢を打ち出してきておりますし、バイオ燃料なんかもついに日本で出始めましたね。
でもこの間テレビを見ていたら、バイオ燃料って本当に地球に優しいのか・・・と疑問に思うようになってきました。
なんだか、オレンジジュースの値段が最近高騰しているらしい。
それは今まで外国(南米だったと思う)でオレンジを作っていた農家が、バイオ燃料のトウモロコシを作ったほうが高く売れるというので、どんどんオレンジジュースを作らなくなった結果、オレンジの値段が上がっているらしい。
また、トウモロコシ農家でも、バイオ燃料にする為に出荷するか穀物として出荷するかを、買値によって決めているというようなこともやっていた。
そして、穀物の値段が上がると、今度はそれを牛の餌にしている酪農農家に打撃が来るらしい。


ここまでいくと、本当にバイオ燃料って地球に優しいか解らなくなりますね。


地球に優しいエネルギーって、たとえば風力とか、太陽熱とか、波の力なんかのイメージがあるのですが、燃料ももう少しなんか考えられないのでしょうか・・・


先日サミットG8で安倍首相が二酸化炭素の軽減の提案をしたとのニュースがありましたが、日本は資源が少ない国家なので、もう少しこういう研究に国がお金をかけてもいいと思います。
そして次世代のエネルギーの旗振りでなくてはならないですね。


最近の原油高は徐々に日本や世界の経済を圧迫しつつありますが、そろそろ原油に頼る生活に本格的にピリオドを打つべきときが来たのだと思います。


こういうことを書いていて、昔小学校時代に友達と話していたことを思い出します。
二酸化炭素が増えたら、化学反応させて酸素に戻す技術を作ればいいじゃんね」
こんな無邪気な会話から30年。

人類が知恵を出して地球を救う時であることは確かです。

とん、ぱややん、かっぷ!←前回と一緒(ちなみに意味は「がんばろう!」)