やばい、かなり空いてしまった

小田原城 常盤木門


しばらくばたばたしておりまして、ブログをサボっていました。
楽しみにしていた皆さん・・・本当にごめんなさい←そんな人いないか(笑)


ちょっと前の話になりますが、台風四号が九州から西日本に大きな被害をもたらしました。
被害にあわれた方もいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。
以前ブログでも少し話したように、最近の台風は大型化してきていまして、これも環境破壊による異常気象の一環なのではないかと不安に思いましたが、今回の台風は水不足だった四国の水瓶を一息つかせる結果となり、そういう意味では少し安心したのも事実。


しかし、数年ごとに水不足の話はでるが、大体台風が来ると解決することが多いですね。
もちろん台風は一方で災いを運んでくるが、もう一方では恵みを運んでくるのである。

考えてみれば日本列島ほど地理的に恵まれたところは無いのではないだろうか。


梅雨どきには毎年雨が降り、空梅雨で水不足になっても台風がやってきて、水を恵んでくれる。


しかも、台風の進路と来たら、「日本列島こんにちは」といわんばかりに、毎年毎年きちんと日本に沿って移動してくれる。
「なんて、恵まれた国土なのだろう」
今回の台風で改めて思ったのです。


また、日本列島は南北に長く流氷とサンゴ礁が同じ国の中で見ることができたり、作物なんかもある地域で凶作になっても別の地域ではしっかり採れるという風に、きちんとリスクが分散されているのです。
「なんて、恵まれた国土なのだろう」←しつこい!


世界的に見てもわが国は非常に恵まれた国土をもっていることに感謝しなくてはなりません。


現在農作物の自給率が先進国中最低レベルの日本ですが、実は日本の国土というのは作物を作るには非常に恵まれた土地なのです。
それは、天皇が古(いにしえ)より司ってきた儀式のうち、最も大切なのが「新嘗祭」という作物に感謝する儀式だと言うことにも現れているように思ます。新しい天皇が即位したときにはその「新嘗祭」も特別なものとして「大嘗祭」として儀式が執り行われるが、農耕民族の我々は間違っても豚の丸焼きなんかを囲んで踊ったりしないでしょう。それは、日本人が昔から農作物に対する感謝の気持ちがあり、我々がいま持っている価値観だとか習慣も農作物を作ってきたことにより培われたものだということなのです。


最近は中国の食品汚染にもあるように、人間にとって最も大切な「食」が不安になってきています。日本は原点に立ち戻り、農作物を作ることをもう一度見直してもいいと思います。
そして、おいしくて、安全な農作物作りを国家としても考えていかなければいけないと考えます。
みなさんもこれを機会に、日本の農業について考えてみたりしてはいかがですか?


あっ、プラスチック作りもちゃんと考えてくださいね。


以上