星野!俺もその通りだと思う。
昨日ブログを書き終えた後、テレビニュースをみていたら、参議院選挙の大敗を受けての安倍首相の進退について話していた。安倍首相が、回りの退陣意見を押し切った形で続投に踏み切ったことを踏まえて、オリンピック野球日本代表監督の星野監督がコメントを求められていた。
星野:「自らの信念で続投を決めたのだから、信念に向かって突き進めばいい。大体辞めるなんていうのはいつでもできるし、簡単に責任をとって辞めろというやつらは、本当にトップになったことの無い人間、トップの責任の重さを知らない人間だ。」
すると、女性コメンテーターがすかさず神妙な顔つきで
女性コ:「今回の国民の審判を受けて、安倍首相の政策にNOを突きつけられたのだから、真摯に受け止め軌道修正するべきところはして欲しい。」
というと、男性キャスターも
男性キ:「私は星野さんとは少し違って、自民党はマニュフェストを掲げて戦って、民主党に敗れたのだから、美しい日本というのは、国民に受け入れられなかった。安倍首相は基本路線を修正すべきだ」
と話すと、星野監督が首をひねって
星野:「私はそうは思わない。今回の選挙は安倍さんはマスコミにやられたのでしょ?そんな感じがしますよ」
と言っていた。
コメントは昨日の話で、うる覚えなので、多少コメントした言葉とは違うと思うんですが、内容としては大体そんな内容でした。
私は思わず『星野!俺もそう思う!』と思わず叫んでしまった。
かれも、組織のトップ、野球の監督として色々な経験と苦労があったのでしょう。
無責任な発言をするキャスター共とは格がちがうし、言葉の重みも違うね。
昨日のブログにも書いたのだけれど、今回の選挙はなんかマスメディアの安倍叩きが参議院選挙の流れを作った気がします。だいたい、民主党に投票した人間のうちどのくらいの人が、民主党のマニュフェストを理解していたのだろうか!
星野がコメンテーターでなければ、話の流れは『安倍さんはやっぱりだめなのね』という流れをつくって、テレビを見ている人たちもそういう風に思ってしまったのではないでしょうか。
マスメディアって怖い!
マスメディアについて、少し僕の思っていることを書きます。
現在のマスメディアは政府批判しかしていないように感じる。
それは、先の大戦の報道のあり方の反省から来ているのだろう。先の大戦はマスメディアはこぞって国民の戦意高揚の道具になってしまった。
それを反省し、日本が再び軍拡の道に進まないよう、彼らの果たした役割はある時期までは評価しましょう。
だが、現在においても幼稚な与党叩きや、でてきた結論に対して評論という名の安易な批判をするだけ。
そんなの子供でもできますよ・・・
今の国際社会の枠組みの中で、日本がどのように進まなければならないか、将来にわたり国民が安心して暮らすにはどうしたらいいのかとい言うことを、国民に意識を植え付けていくということに関して、マスメディアの役割、責任は非常に重い。
しかし、今のマスメディアは自分たちの持っている「権力」を知りつつも、それを限りなく利己的に行使しすぎている、と僕は思う。
まぁ内政問題はともかく、外交問題に関しては、「自虐的」な日本史観をメディアは止めたほうがいいのではないかと常々思っていましたが、今回の米国下院の慰安婦決議に関しては「読売」「産経」「毎日」の各紙は対日謝罪要求決議案を批判する内容で、「朝日」だけは米国議会の決議を受け入れようとする内容になっていた。すこし前だったらみんな「朝日」の論調と一緒だったのではないかという気がしますが、これはちょっと前進かな?
とにかく、マスメディアは第四の権力といわれるほど強力な影響力があるので、きちんとした倫理をもって、自社の自説にはしっかりと責任をもって欲しいと思います。
話を元に戻そう・・・・
星野!やっぱりお前は男だな〜、惚れるぜ!