成せばなる!

越後林泉寺総門



 私は時々寝ているときに「夢」を見るのですが、大体、自分の望む結果になりそうでならなくて、その途中で目が覚めてしまいます。
そして、
「よし、もう一度続きをみたて、夢の中で実現したい!」
と思ってもう一度寝るのですが、続きを見れた試しがありません。
そんなことありませんか?


現実の世界では、「夢」を実現するということは、つまり「人生」そのものということになりますね。
自分が夜見る夢は、なかなか思ったとおりになってくれない私ですが、私自身は「夢」というのは、「夢」の実現を信じて努力すれば、必ず報われるものということを信じています。
「現実」にならないのは、その人自身のなかに問題があると思います。
たとえば、あまりに身勝手な「夢」であったり、実は自分自身が「夢」の実現に諦めいていたり、「夢」を見るだけで実現の為の努力をしていなかったり・・・・

「夢」を見つけたら、とにかくその実現の為に何が必要か、どうしたらいいかを考え、考えたことを実践してみる事。
これが「夢」を現実にする方法だと思います。
そして、間違いなく言えるのは、何も努力しない人、受身の人には「夢」の現実はありえません。
なにも努力せずには白馬の王子様は絶対にやってこないのです。
その努力が失敗したらやり方を変えてみたり、場合によっては目標を再設定することも必要でしょう。


自分の人生(夢)は自分自身で切り開くものです。
自分以外自分の「夢」を実現してくれる人はいないのです。
そして、それに必要なのは自分の「意思」であり「志」であり「行動」だと思います。


江戸時代の米沢藩上杉鷹山という藩主がいました。
彼は、江戸中期に上杉謙信以来の名門である米沢上杉藩の財政の建て直しに成功した人です。
彼が言ったといわれている言葉で、超有名な
「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」
という言葉も、結局事が成る(実現する)のはその人次第ということを言っています。


人は必ず失敗をします。
思い返してみれば、自分自身も「夢」の実現と、失敗の繰り返しです。
あの時、ああすれば良かったと思うこと、なぜ行動しなかったのだろうと思うことも、沢山あります。

でも、そういう失敗を繰り返し、自分の足りなかったものに気づき、さらに前進していくことが大切だと思います。

「やる気になれば、なんでも出来る!」のです。

いいところで夢が覚めてしまい、当てつけに書いてみました(笑)