福田新総理誕生と石原都知事ツバル訪問

実りの秋



前回のブログを書いている最中に、「安倍首相辞任」のニュースが飛び込んできた。
私個人的には、安倍元首相の「挑戦」を楽しみにしていただけに、少々ショックだったが、聞くところによると「病気」になってしまったというのでしょうがない。


しかし、病気になってしまうというのは、基本的には自分のしたいこと「意思」とは違うことを、不本意と思いながらやってしまっていたからなんだろう。
そもそも、安倍首相は最初の組閣のときは派閥を否定して、自分のやりたいと思うことをやっていたのに、参議院選挙大敗後の閣僚人事は「挙党体制」の名の下、派閥政治の復活を思わせるもので、彼自身の本当にやりたかったことではなかったに違いない。

あと、メディアに徹底的に叩かれたのも、原因の一つだと思う。


ものの本によると、安倍元首相はトップダウン型の政治家だったという。
彼の風貌からは余り想像できないのであるが、日本ではなぜかトップダウン型の政治家は回りから受け入れられないことが多い
古くは「雄略天皇」や「織田信長」しかりである。
日本は大和朝廷の成立過程で、強大な権力をもった「大王」が現れず、有力大王の連合政治からスタートしたという歴史的な国の成立過程が、そうさせているのかも知れない。


個人的には、国の大事な時期には「トップダウン型」の政治家が必要と思っていますが、さてさて、福田新首相はどのような采配を見せてくれるのでしょうか。
なんか官房長官時代よりも、少し冷たくなった気がしますが(笑)
六カ国協議や、テロ特措法や、中韓との間の外交問題などが山積していますし、国内問題も政治と金の問題、社会保険庁の問題と、やらなければならない事が沢山ありますので、その手腕に期待しましょう。



ところで、先日「石原東京都知事」のツバル諸島訪問における経費の使い方が問題となっていましたが、正直、何を問題にしたいのか判らなかったですね。


それよりも、東京都のトップの政治家が環境問題に取り組み、きちんとした目的の為にお金を使っているのに、もう少し肯定的な論調もあってよかったのではないかと、個人的には思います。


1500万円?いいんじゃない?トップの政治家が動くんだから。なにも、石原都知事が個人的に全部使ったんじゃないし、さらに向こうでの外交的なイベント等をを考えたら、結構お金かかるでしょう。
個人の激安旅行と同じレベルで考えているんじゃない?


環境問題は切羽詰った問題です。
メディアは東京都知事の発信したせっかくのメッセージを、もっと、有効に発信すべきだと感じました。


そういえば、石原都知事は「トップダウン型」の政治家ですね。
だから、叩かれちゃうのかな・・・・


まぁ、とりあえず頑張れ!石原君! (二回目)