地方をとりもどせ!

八幡浜八幡神社(宇佐より古いらしい)


連休を利用して両親の実家がある四国に行ってきた。
私は東京生まれの東京育ちで、両親も東京住まいだが、小学生の時代には夏休み毎に20日間位その四国の田舎に行っていた。



この年になって思うのだけれど、田舎があるってことはとても恵まれていると思う。
まずなんといっても飯が美味い!
私の両親の実家は日本有数の漁港が近くにあるので、新鮮な魚がたくさんあるのです。
その朝水揚げされた魚が、その日の食卓にのぼるのです。
その味の美味しさは、東京のどんな有名な料理でもかなわないでしょう。
今回、一番美味しいと感じた魚は、「ぶりの刺身」
油がのって、とても美味かった!自然の恵みに感謝です。



私自身、環境や自然の大切さを題材にしたブログを書いてきましたが、こういう風に自然を体感すると、ますますその意識は強くなります。
私自身そういう自然を感じることが出来るのも、幼少期の田舎でのの体験がベースになっているのかもしれません。



しかし今回気になったことが一つあります。
それは、街に元気が無いことです。
小学校の時に伯父さんに玩具や本を買ってもらうために連れて行ってもらった当時賑やかだった商店街も、いまは人もまばらで、閉まっている店が多いこと。
昔は街全体にもう少し活気があったように思います。



宮崎県では東国原知事が地方の危機を訴えていますが、その現実を目の当たりにした気がします。
反対に都市部では、どんどん人が増え地方とは違った問題を抱えています。
基本的に都市は消費するところで、生産するところではありません。
日本では地方がその生産を担っています。

ところが、その生産を担っている地方が労働力の問題などで衰退してきています。
例えば、その私の田舎も、有数の漁港でありながら、漁師さんの後継者問題は深刻です。
地方が衰退すれば、都市の反映も無いでしょう。
実は東京といえども国際的に見ると、その競争力はアジアの新しい都市の追い上げもあって、相対的に下がってきているといいます。
これも、日本の地方が弱くなってきているからなのでしょうか・・・。



いま、ふるさと納税等で、地方格差を埋める動きも出てきておりますが、私は地方の衰退は日本の衰退と直結していると考えます。みなさんも日本の地方をもっと元気にしていく為にどうしたらいいか、一度考えてみてはいかがでしょうか。
そして、自分にできることで構いませんので、地方を元気にするようなことを実践してみてください。
いろいろ壮大なことを考えて実行しないよりかは、小さなことでも実行するほうがよっぽど為になると思います。
前もブログで書きましたが、「感じで動け!」です。



YOU は SHOCK!(これは「愛を取り戻せ」だったか・・・)