星野!よくやった!

大山祇神社本殿



星野ジャパンが、昨夜ついに北京行きの切符を手にした。



緒戦のフィリピン戦は比較的楽な勝ち方であったが、昨日の台湾戦も中盤までは非常に苦しい展開であったし、韓国戦はどちらが勝ってもおかしくない位の好ゲームだった。
韓国や台湾などの強豪を破って、たった一つしかない出場枠を手にした功績は非常に大きい。



ニュースでみたのですが、今回星野監督は台湾や韓国にも人間をを派遣して、相手の選手の分析をきちんと行なっていたそうだ。
「闘将」のイメージのある星野監督であるが、戦いの勝ち方を充分理解しているクレーバーな監督なんだということを知りました。
つまり、昔からの諺でもあるように、戦は戦う前の準備段階をいかにきっちりやるかがが重要ということなんですね。
勝負は「運」といいます。つまり始まってしまうとどっちに転ぶか判らない。
けれど、相手と戦う前に限られた時間と資源の中で、どれだけ準備できるかということは、非常に大切なことです。
戦う選手もやるだけのことをやってしまえば迷い無く、プレーに集中できます。
今回日本代表の選手たちのチームワークと集中力はとても素晴らしいものでした。
これも限られた時間の中で、精一杯やってきたという自信、そして日本の代表としてのプライドのからくるものなのでしょう。



きっと先日発売になった「星野流」という星野監督著書の本はバカ売れするでしょうね(笑)



そういえば、その「星野流」のなかで、こういうことを書いているそうです。
それは、星野監督の行動哲学みたいな物だと思うのですが、監督自身人生や選択の岐路に立ったときなど、乗るか反るかの選択をしなくてはいけないときは、必ず「前へ進む」という信念を持っているそうです。
もちろん、それは自分の正義に照らし合わせて、正しいと思ったことなんでしょうが、やらないで後悔するよりは、やってみて後悔するほうがいいと・・・とにかく、頭で考えて悩むより、とにかくやってみる!行動する!ということは前回のブログにも繋がる話ですね。



あと、似たような話しがもう一つあります。これは知人から聞いた話ですが、先日来日したチベットダライラマ14世がこの時期に来年の「言葉」というものを発するそうです。(なんかTシャツになっているとか)
その中に、特に「日本人」にということで、ダライラマ14世から、「頭で考えるだけでなく行動することが必要」との言葉を頂いたと聞きました。



これも、星野の話に結びつくことだと思いますし、ある意味日本人の「キーワード」ではないでしょうか。
私も、知行合一をモットーに頑張ります。



さてさて、このブログでも星野ジャパン誕生以来、星野監督を応援?してきましたが、改めて本当におめでとうといいたい。



「がんばれ!日本!」


PS 高校時代バレーボール部のへなちょこエース?として活躍して私は、個人的にはバレーボールも頑張ってもらいたかったのであるが・・・残念です。バレーも頑張れ!