よいお年を

師走とはよく言ったもので、なんだかここの所バタバタしていて、更新が遅れてしまいました。
今年もあっという間に一年が過ぎ、改めて月日が経つのが早いということを実感しました。

今年の世相を現す漢字は「偽」だったそうで、たしかに食品偽装問題を含め色々な「いつわり」が露呈した年でありましたね。でも「偽」の漢字を分解すると「人」と「為」に分かれて、人の為が偽りになってしまうんです！
これは、どういうことなんでしょうか。
単純に「人の為」の逆というと「自分の為」ということになりますが、自分の為に行動するのが「真（まこと）」なのでしょうか・・・
もしくは、「人が為す（する、行なうの意）」から、人間は偽りをするものなのでしょうか。
漢字とは奥が深い・・・

私なりの解釈ですが、なんか「自分の為」というと俗っぽくなってしまいますが、私が思うには人間はあくまでも「自らの意思」で行動すべきで、「人の為」に行動すべきではないということなのではないかと思いました。
つまり、行動するときに「これは人の為なんだ」といって何かをするということは、自分の意思ではないという逃げ、つまり責任逃避がでてくるような気がします。
本来は人間は自らの意思によって、自分が思うがままに生き行動するべきで、その責任は自分にあります。その自分の意思によって行動したことが、結果的に人の為になることはあっても、自分の意思は違うのに「人の為」だからといって行動するのは間違いだし、自分の行動に対する責任逃れなのではないかと思うのです。

え？なにを書いているか判らなくなった？（笑）
申し訳ございませんでした。

では、話題を変えましょう。

今年一年も色々な出会いがあり、沢山の人たちに助けられながらなんとかやって来れました。
今年あった全てのことに感謝します。

世界情勢や日本の世相を見てみると来年も厳しい一年になりそうです。

しかし、変化を恐れず、チャレンジ精神で頑張りましょう。

皆様にとって、来年も良い年でありますように。