宇佐宇佐

宇佐八幡宮拝殿


 実に・・・長い間、ブログを空けてしまった。
ほぼ、一ヶ月ぶりの更新でございます。
9月末から10月に掛けては、色々動いていましたねぇ(いろんな意味で・・)。
巨大台風の上陸、中川昭一氏の死去など、大きなニュースも沢山ありました。
そんな中、私も結構忙しくしておりまして、ブログの更新が出来ませんでした。
書く時間がないというよりも、世の中の流れが色々なことが次々起こるので、書こうと思っていたことが、どんどん過去になってしまう感じです。(←単なるいいわけです)
ちょっと前の話になりますが、以前、ブログでも紹介した友人が企画したあるイベントで大分へ行き、宇佐八幡宮に参拝する機会を頂きました。



 宇佐神宮は、全国4万社を超える八幡神社総本宮であり、神輿や神仏習合の発祥地としても知られます。
また、教科書でも習いました(覚えているかな〜)が、あの有名な宇佐八幡宮神託事件の地でもあります。
確かに、宇佐八幡は色々なぞに満ちた神社ではあり、神社、神話、日本史研究家の私から見ると、色々書きたくなってしまうのではありますが、紙面の関係上、今回は省略させて頂きますが、一つだけここで挙げるとすれば、普通神社は「二拝二拍手一拝」ですが、宇佐八幡は「二拝四拍手一拝」だそうで、これは出雲大社と同じです。



 実はこの八幡様というのは、私にとっても関わりのある神社(神様)です。
私の両親は四国の愛媛県八幡浜市出身、私が生まれた当時、既に東京に両親は出てきていましたが、母親が里帰りして私を生みましたので、私の出生地は八幡浜市、つまり、「八幡(はちまん)」の「浜」です。
実際、四国の八幡浜市には八幡神社が鎮座していまして、一時期九州の宇佐、奈多の八幡神社と、四国の宇和(八幡浜八幡神社を指すと思われる)の八幡神社の間で、ご神体が出張していたこともあり、宇佐神宮と宇和の八幡神社はかなり深い関係が見られます。



 神社の中はさすがに全国四万社の総本宮だけあって、とてもいい気が流れていました。
ところどころ、気になるスポットもありましたが、一つ一つ挙げれば切りがないので挙げませんが、ぶっちゃけ行ってみれば分かるでしょう(笑)
さて、宇佐神宮では、「正式参拝」をさせて頂きました。正式参拝とは何ぞやということになりますが、神主様が祝詞を奏上し、参拝者の個人名を挙げて頂き、巫女さんの舞いがあり、拝殿の内側(拝殿と本殿の間)に立ち入ることが許されます。そして、お神酒を頂き退場となるのです。



 その後は大分を代表する、いや、日本を代表する酒造メーカーの「iichiko」さんの工場を見学したり、大分県の魅力を思いっきり満喫しましたが、いやいや、大分県は、いや、日本というのは本当にいいところですね。地方も(こういう言い方好きではないですが)本当に頑張っていますし、地方の活性化がなければこれからの日本の再生はないと思います
新内閣発足して、しばらくたちますが、本当に地方分権は必要だと感じました。



地方への配分薄いぞ!どうなってんの!(ブライト風に)」


お後がよろしいようで・・・



PS
 今回も色々なシンクロが起きて楽しかったのですが、今回宇佐八幡宮で参拝している中、なんとなく「死」のイメージが付きまとっていました。
拝殿で手を合わせたとき、巫女さんの舞ってくれた舞いを見て、感じたことは「死」でした。
でも、それは「悲しい死」「死んで終わり」という感じではなく、「死からの再生」という感じです。
私の周りでも、ここに来て大変な思いをしている人も多いですが、自分を信じて、自ら信じる道を勇気をもって進んでください
日本経済も「死」からの再生をしてほしいですしね!
また、私どもに祝詞を奏上してくださった宮司さん(神主さん?)がその後、数日後に突然なくなったとの連絡がありました。ご冥福をお祈りします。