ものの値段

ワイン SASSICAIA


 先日美味しいワインを頂く機会に恵まれました。
実は私はワインの味どころか、お酒の味は全然分かりません。
例えば焼酎は何が美味いとか、日本酒は何が美味いとかよく聞きますが、私自身はお酒があまり強くなく、お酒が美味しいと思ったことが過去一度も無いので、そういった話題にも興味がありませんでした。(飲み会自体は好きです)
今回頂いたワインはイタリアのワイン「SASSICAIA」とカリフォルニアワイン「OPUS ONE」でした。
正直聞いたことも無いワインだったのですが、知っている人は知っているワインらしいです。
両方のワインに共通している感覚は、飲んだ後何かが戻ってくる感覚です。
なにかが戻ってくるといっても、食べたものとかそういう話ではなく(笑)、なんだろう、フワッとした感覚というか柔らかい感じのものです。
調子にのって飲みすぎてかなり酔ってしまいました。
後で聞くと一本2万円前後するワインらしく、びっくりしてしまいましたが、ワインでも本当にピンきりなんですね。
物凄くお酒を飲む某N女史によると、高いお酒は次の日に残らないそうです。
高いお酒にはそれなりの意味があるんですね。



考えてみると私達の周りのものの値段もいろいろですね。
こんなものがこんなに高いのか?と感じたり、逆にこんなに安いの?って思ったり。
値段というのは、その製品や商品、もしくは体験したことにどのような価値を見出すか、というもので、原価がいくらとかいうのとは本来は違うのでしょう。
一方で日常で生活するために必要なものは、なるべくみんなが手に入り安い値段であることが望ましいですね。
今は農産物も投機の時代を迎えています。本来は沢山の人に渡るべきものが、そういう対象になるのは少し悲しいですね。


また、これからの時代は水の時代だともいう人もいます。
世界の水の97%以上が海水で淡水は3%ほどだそうです。
実際はその淡水の中でも飲料可能なものはもっと少ないようですが、これから途上国がどんどん豊かになっていくにつれ環境破壊が進み、水資源の確保というのも益々難しくなると思います。
今、我々はガソリン価格の上下に生活を左右されている感じがしますが、実は現段階においても水はガソリンよりも高値で買っています。今、ガソリンは1L130円〜140円くらいですが、私達が飲用として自動販売機で買う500mlのペットボトルの水が120円前後です。
これからどんどん水が貴重になってくると水の値段も上がるかもしれないですね。
現在でもすでに海水を淡水に変えるためのプラントの研究だとかいうのが行われていて、水を将来確保するための研究は進んでいるようです。
人間の体の多くは水であるといいますし、人間にとって水はとても大事です。
その水も何でもいいというわけではなく、本当にいい水が求められる時代がやってくると思います
そのときは、水にいくらお金を掛けるか悩むことの無いようにしたいですね。
科学者の皆さん、頑張ってください!
そして、日本は世界的には珍しくいい水が多い国らしいです。
みんなで日本の自然と水資源をまもっていきたいですね