やっぱり諏訪が好き

諏訪大社上社本宮


 もう一ヶ月くらい前の話になりますが、友人から銀座の柳祭りのパレードに参加しないかという誘いを受けました。その友人は諏訪太鼓の流れを組む田楽太鼓を演奏するチームで太鼓を習っていて、そのチームがパレード参加するとの事でした。
当然私は太鼓演奏をするわけではないのですが、行進の時に「諏訪」の文字の入ったはっぴを着て「それー」と声を掛ける役目を仰せつかりました。
今年は有名な「御柱祭」の年でもあったので沿道から「諏訪から来たの?」と何人もの人から声を掛けられましたが、残念ならが違います(笑)



自意識もあり少し恥ずかしかったのですが、太鼓のリズムも独特で素晴らしく、沿道には友人も駆けつけて応援してくれたこともあり、とても楽しむことが出来たのですが、何でも生で体験するのが一番心に残るということを当たり前のことのようですが改めて体感しました。
特に太鼓の音は耳ではなく、なんというか腹に残るというか、テレビではこういうのは絶対体感できないですね。
また、今回は田楽太鼓だったのですが、田楽というのはやはり田植の際に豊作を祈る踊りから発達したものだそうで、みんなの楽しいエネルギーが稲にも伝わり、それがエネルギーの高い米になったんじゃないかなんて想像したりもしました
そういえば、知り合いのいちご農家もいちごにクラッシックを聞かせたりしていたけれど、それもに通じているんでしょうね。



さて、私がこのパレードに参加を決めたポイントはずばり「諏訪」というキーワードでした。
このブログでも私の武田信玄贔屓はたびたび出てきますが、その武田信玄が厚く信仰していたのが諏訪大社です。
諏訪大社諏訪湖の畔に上社2社(前宮・本宮)と下社2社(春宮・秋宮)の4社から成る神社で、特徴としては本殿が無く、上社は守屋山という山を、下社は木(ご神木)をご神体としているところです。これは古代の祭祀の形態を残しているともいわれ、御柱祭もそうですが、独特の形態を持つ神社です。また、春分秋分レイラインが鹿島と諏訪と白山を結ぶといった謎の部分も私をひきつけるには十分すぎます(笑)
もちろんそれ以上に私は信玄公が崇拝していた神社ということもあり、何度も訪れていて、前々回の御柱祭の木落としには上社・下社とも見に行くという熱の入れようでした。なぜそんなに好きなのか分かりませんが、諏訪大社の持っている(特に前宮が好きなんですが)独特の雰囲気というかエネルギーが好きなんです。


最近はしばらく諏訪大社には行っていませんでしたが、今年は何か縁がありそうな気がして先日早速行ってまいりました。そしてそこで気付いたことは!!


「やっぱり諏訪が好き!」


すみません、昔のドラマのパクリです(あれは猫だったが・・)。しかも内容薄くて(笑)



最後に柳祭りのパレードの様子とその田楽太鼓をやっているグループ「花鳥風月」のURLを載せておきます。
興味のある方はどうぞ。
銀座柳祭りパレード http://www.youtube.com/watch?v=yeUJYbotXw8
花鳥風月 http://www.japanese-fairy.com/?page_id=31