震災から一年

太陽


震災から早一年が過ぎました。
本当にあの震災というのは、少なくとも私の意識を大きく変える出来事でした。小さい時に感じていた、人間がなぜ生きるのか、生きるということはどういうことなのかということを再び自分に突き付けられたような気がします。
そして、もともとスピリチュアリティというか心を大事していましたが、震災以降その生き方に拍車がかかったというか、覚悟が決まったというか。
その後、あのスティーブジョブス氏が亡くなり、氏の生前の言葉やスピーチが大きく取り上げられたのも、意識が向かう一つの流れだと思いました。



それと同時に今まで常識だと思っていたことが次々に覆されたり、再発見されたり、今や本当に何が正しくて何が間違いなのかがますますわからなくなっていっている時代なのではないかと思います。
この外側の指針というか基準がどんどん崩れていく中で、私たちはなにをもって芯を立てて生きればいいのでしょうか。
それは「自分自身の感覚」だと思います。
そして、それは「損」とか「得」とか「正しい」とか「間違い」を超えたもので、自分が本当に喜びと感じることであり、さらには自分も人もハッピーになれること。
人間の本質である自分のなかの「光」につながった時に「こうしたい」「こうありたい」と思うこと
それがきっと自分の幸せにつながるのだということを、感じています。社会のルールとしての正しさはどんどん変わるものですが、人間の中の「光」の部分はきっとずっと変わっていないのではないかと思います。



いろいろな人がいますから一筋縄ではいかないでしょうが、その「光」の部分につながってみんなが選択をすれば、きっと素晴らしい世の中になっていくのでしょうね。
最近、CNOという会社に訪問してきました。
今までの風車の常識とは違うとても魅力のある風車を作っている会社でした。私は電力とかに関しては素人ですのでこの判断が正しいかどうかわかりませんが、話を伺う限りこれが各家庭についていたら、原発とかで電力作らなくてもいいのに・・・って思いました。
また、ある特殊な塗料を開発してる会社も知りました。これを外壁に塗るとかなりの冷房費の節約になるということでした。
今までの商品とはまったく違うものがどんどん水面下から出てきているのかもしれません。きっと今までの既存権益を守りたい人たちもいて、抵抗はあると思いますが、本当に人類が幸せになるにはなにがいいのかという視点に立った時に、すべてが一気に進んでいくのだと思います。



このままでは自分も人も幸せになれないな・・と本当に思わないと手放せないこともあるでしょう。ですからそのような流れになるように今後世の中が流れていくと思います。
そういう意味で2012年は本当に何がおきるかわからないですが、自分の感覚を信じて進んでいきたいです。
改めて震災で犠牲になった方々に哀悼の意をささげます。


以上