新しい一歩をともに進もう

長篠城遠景


早いものでパートナー産業の37期目が終わろうとしています。
今期もお客様をはじめ仕入れ先様、またその他にも沢山の皆さんの存在に助けられて、無事37期を終えることができそうです。
2011年は「ひっくり返る」というキーワードをこのブログでも取り上げてきましたが、本当に沢山のことがありすぎて大変な一年でした。震災はいうに及ばず、世界情勢にしても国内の経済状態にしても一年のうちにこんなにたくさんの出来事が次々にやってきた年というもの今までになかったと思いますが、こうやって新しい期を迎えられるということは本当に幸せなことだと思います。



ここにきて、少し私が注目すべき出来事がいくつか起こっています。
そのうちの一つは少し前の話ですが富士通パソコンの生産の一部を日本の出雲工場で始めたこと。
現在は当然中国のほうが人件費が安いのですが、中国がこの先年間20%ずつ賃金が上がっていった場合、品質にかけるコストなどをトータルで見たときに、日本で生産するメリットが見えてきたということで、日本生産を始めたというニュースがありました。
もちろん人件費の問題だけではなく、現場の徹底した管理や省力化、機能へのこだわりも半端なものではなく、日本でモノづくりをする以上「最高のものを作る」という意欲が伝わってきます。実は私も会社のパソコンをつい最近買い換えたのですが、この精神に共感してこのMADE in JAPANモデルにしました
すると最近あのレノボもイメージアップを図って日本生産モデルを投入するというニュースも入ってました。レノボって中国企業ですよ!
とにかく、この流れを感じた時に「最高」のもの作っていくということを、自分の人生においても、会社で作る製品についてもコミットしていきます



そしてもう一つの動きとしては業界の再編の動き。
これは時代がワンネスに向かっていくのとホロンになっていると思っているのですが、とにかくどんどん統合に向かって動いています。統合に向かっているということは残っている企業や製品にとっては拡大のチャンスなんです。私は歴史好きですが、ここでは徳川家康の精神がとても大事なのではないかと思っています。とにかく変革し続けながら時を待つ。これ、今年のキーワードのような気がします。



来期もパートナー産業は「パートナー精神」つまりみなさんとの関わり合いによって生かされていることを大事にして、さらなる飛躍を目指して一歩を踏み出します
そして、関連会社であるTAPACOもタイ洪水における一連の山場を脱し、ようやく本格増産に入りました。タイはこれからも世界の製造の中心となるとにらんでいます。これからも大いにタイでの生産というのは増えてくると思います。



そこで、もしこのブログをみて「タイのTAPACOで働いてみたい!」という意欲のある方がいらっしゃいましたら是非「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください。
面談をご用意します。日本での雇用はますます厳しくなっていくと思われますが、タイはまだまだ伸びます。海外で自分を試してみたい方いらっしゃいましたら是非お申込みください。
採用の職種は「営業」「品質保証」「射出成型製造」「金型部門」それぞれ若干名です。
自分の人生は自分で切り開く!そんな人が集まって、一緒に創造できたら、と思っています



それでは今日はこの辺で。