人間の創造性

小机城土塁跡と竹林


先日の新聞で、キヤノンデジカメの生産を無人化するという記事が新聞に出ていました。想像しただけで殺風景な感じがしますね。
ネガティブな視点で見た場合には、ますます人間の仕事がロボットに奪われて、私たち人間が働く場所がどんどん失われていくように映ってしまうかもしれません。



実際生産現場でミスをするのは多くは私たち「人間」が絡んでいる部分が大きいです。
機械は一度セットすれば、つまり、マニュアルを入力してしまえばその通りに動いてくれます。一方で我々人間はマニュアルを渡されて、それと同じように実行しているつもりでも、ミスを起こしてしまいます。
これだけ見ると、機械がモノを作ったほうが正確だし、効率性も断然よいことになります。
私も実際そうだと思います。機械がドンドン進化していますし、生産現場からはどんどん人間が少なくなっていくのだと思います。



でもはたしてこれは「悪いこと」なのでしょうか?
私たち人間が何のために生まれてきたのかということを、突き付けられているのだと思います。
私たち人間は「創造」のたまものです。
そして、私たちは人との関係性において(つまりパートナーシップによって)「創造」することができる生命体なのです。
つまり、私たち人間の究極の目的は「働いて幸せになる」ことではなくて、「創造して幸せになる」ということなのかもしれません。
その視点で見た場合、この流れというのは人間に本来の役割に立ち返る機会、原点に立ち戻る機会を与えてくれているのではないでしょうか?



自分らしさを殺して「お金」や「生活」のために働らかなくてはいけないと多くの人が思っているかもしれないのですが、このように働く場所がなくなったらどのようにするのでしょうか?そのようになった時に人間は自分の創造性をフルに活用して、新しい「何か」を創造していくのだともいます。
マニュアルどおりにできないのが人間ならば、マニュアルに書かれていないプラスアルファの付加価値をつけることができるのも人間なのです



今回の流れも新しい時代、新しい意識に行くための順調なステップだと思います。
日本が韓国や中国に後れをとっていると嘆く人も多くいると思いますが、私はまさに日本は最先進国なのではないか!?と密かに思っています。
私にはすでに新しい視点、次元が芽を出す環境が徐々に整ってきているかのように映っています。
こんな時代だからこそ、みんなが幸せになるために私たちの創造性をフルに使って、新しい時代の扉を開けましょう!



さて、タイのTAPACOで働く仲間、募集しております。
自分の創造性を精一杯花咲かせたい方、お待ちしております。
ご興味のある方は「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください。



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