ゼロの意識

分杭峠付近の沢


先日、長野県伊那市で開催されていた「長野県の城絵図展」に行ってまいりました。実はここに展示されていた古地図は、私の城郭研究の大先輩であり、「しろはく 古地図と城の博物館 富原文庫」代表富原氏が自らのコレクションの中から提供していたもので、その数参考資料32点、絵図、錦絵等130点の合計162点にも及び、そのすべてが貴重な資料です。
この絵図展で感じたことは、私たちが城郭研究を楽しめるのも、富原氏を含めこの分野での礎を築いた大勢の人たちがいてくれたからだということ、そしてその恩恵を改めて受け取る機会となりました。私も城郭研究者の端くれとして、かれらの恩恵を受け継ぎ、自分のできる範囲で次の世代に伝えていきたいと思いました。



「長野県の城絵図展」は伊那市で開催されていたのですが、付近の城を2つばかり調査をする関係で茅野駅で下車しレンタカーを借りて伊那市を目指しました。
カーナビによると高速道路を使っていく道が表示されましたが、私は迷わず「杖突峠」を超える一般道のルートを選びました。杖突峠は私の大好きな武田信玄が伊那へ出る際に何度も通った道であり、その峠の入り口である「安国寺」近辺は天文11年に武田信玄と高遠頼継が合戦を行った場所であるので、吸い寄せられるように(笑)峠道に入っていったのでした。
そして「絵図展」の開催されていた伊那市にはゼロ磁場といわれている「分杭峠があるな〜と思ったら、強烈に行きたくなってしまい車を国道152号線へと走らせるのでした。



分杭峠に着くと何やら怪しい天候になってきて、今にも雨が降りそう。傘もないしとにかく太陽と龍神さんにつながって何とか持ってくれるようにお願いして先に進みました。
分杭峠の表示のあるところから林道を入ってしばらく進むと沢があり、そこに幾人か人が集まっていました。確かに沢の上流から流れてくる「気」があり、とても気持ちのいい場所でしたが、その沢の少し手前にある谷も上からやわらかい「気」が流れていました。沢の水はとても冷たくて気持ちがよく、皆がポリタンクに水を汲んでいる水の出ている場所は確かに「神様」がいるような感じがしました
冷たい水に手を冷やしていると空が晴れて青空がみえてきたのですが、なぜか私には「雨が降る(もしくは雨よ降れ)」という感覚が下りてきました。
そして林道を引き返していると突然雨が降ってきたのです。あわてて近くの木陰に避難して、このままでは帰れなくなると思い、太陽とつながり「晴れ」の感覚につながると、すぐに雨は止み無事車までたどり着きました
その後国道152号線を北上し高遠まででて、再び杖突峠を経由して茅野まで帰ったのですが、その間ずっと浄化のような天気雨。さらには高遠ではきれいな虹に出会い感動しました



東京に帰ってきて調べたところ、今回私がたどった分杭峠から茅野へ抜けるルート。これがまさにほぼ中央構造線の真上を通っていたのでした。そして虹が出ていた場所が高遠から杖突街道に入り東側にそびえる月蔵山方面でしたが、そこも中央構造線上に位置する山だったのです。中央構造線には最近特に縁があるな〜と思い、ひょっとしたら虹も「境目」にできるのかもしれない・・・なんていう感覚になりました。
今回なぜ天候が変わった話をしたかというと、実は自分に繋がって天候が変わった経験が何度かあり、そのたびに「偶然かな・・」と思っていたのですが、自分の心、意識が外界に投影されている世界、つまり自分が世界を作っているという仮定にたつと決して偶然ではないのです。パウロ・コエーリョ著書の「アルケミスト」でも主人公が自分の中心とつながって天候を変化させるシーンがあり、同じような経験を自分が中央構造線上さらにゼロ磁場に居る時に起きたということもなにか深い意味があるような感じがしています。
感覚なのでどういう状態かということを説明するのが非常に難しいのですが、つまり自分の意識が「ゼロ」の状態になった時になにか画期的な進化というか枠を超える体験、もしくは思いが具現化をするのかもしれません



ちょっといっちゃっている話ですが、今日はこの辺で。



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