第一話:始動

長篠城本丸

今回、新しいカテゴリーを作りました。
その名も「城郭復元プロジェクト」
実は今パートナー産業で城郭を再現したジオラマ制作をとり進めております
おいおい、あなたの趣味ですか?と言われそうですが(笑)、れっきとした社内プロジェクト。
同時に城郭に関するサイトも立ち上げる(あくまで予定)ので、その際はこのカテゴリー「城郭復元プロジェクト」のブログはそちらに移動することになりますがみなさん、そして特にお城ファンの方応援よろしくお願いします



さて、現在はかなり作業としては進んでいるのですが、まずはこのプロジェクトを立ち上げたきっかけから記事にします。



始まりは2009年の期首に遡ります。
前年に起きたリーマンショック、そして円高によるお客様の海外移転による売り上げの減少はそれは大変なことでして、会社としても新規顧客の発掘とともに新しい自社製品の開発を急いでおりました。
おかげ様でお客様からの新規受注もコンスタントにあるのですが、なんせ製造する数量が昔は万単位で作っていたものが、千単位、いや百単位の世界。なかなかブレイクスルーって訳にはいきませんでした。



よしここは一人で頑張らずに、社員のみんなの力を借りて共に進もうと決心しました。



そしてついに社内で新商品開発プロジェクト「PSR(ぱーとなーさんぎょうれぼりゅーしょん)」(ベタですが)を立ち上げ、社員一丸となって新商品開発に突き進む!・・・はずだったのですが、そうは問屋がおろさなかったのです
結構最初は盛り上がります。あーでもない、こーでもない。こうなったら楽しんね〜なんて話題でノリノリなのですが、途中からなぜかネガティブな意見が多くなり消えていく・・・そのパターンの繰り返し。
そこで私はなぜだろう??と考えたのですが、その商品を考える視点に問題があったのではないか?ということに気づいたのです!
もともとの発想が「どうやったら売れる商品ができるか」でした。
この一見まともにみえる考え方には落とし穴がありました。
なぜなら「どういう商品が売れるかなんて最初からわかるわけがない」という当たり前の理由だったのです。
「売れる商品」という軸でスタートしてしまうと、「売れないかもしれない」というネガティブな考えは容赦なく「軸」をへし折ります。「軸」を失った商品はもう推進力がなくなり、消えていくのです。怖いですね〜。



そこで私は一大決心をしました。(またですか・・・)
「よし、自分達が好きなものをつくろう!」



「みんな、自分たちの好きなものを作っていいぞ!」
この旗振りで、「よっしゃー」と社員は盛り上がり一気に商品開発が進む!・・・はずだったのですが、なんと!これも上手い具合に進まなかったのです。
実は私たちはお客様からの要望というか「こんな製品を作ってほしい」と言われて、それに対して良い製品を提供するということに関して、長年やってきましたし、それは得意分野です。
しかし、わが社員も好きなものを作っていいといわれても、「どうしたらいいんだ〜」という状態になってしまったのです。
そりゃいきなりですし、予算も青天井ってわけでもないし、っていうかケチっていたし・・・・多少プレッシャーもかけちまったし。まぁ、無理もありません。



そこで!!さらに私は決心しました!(3度目の正直)


ここは一発社長である自分がヴィジョナリーになるしかない!ってなことで、さらに新しいプロジェクト「PSR−A(ぱーとなーさんぎょうれぼりゅーしょんーあどばんす)」を2011年の正月早々に立ち上げました。
なんかゲームボーイアドバンスみたいですが、なかなか進まない商品開発を一気に進めようとう狙いがこのネーミングに込められていました。
実は私には小さなときからの野望があったのです。



「し、城がつくりたい・・・・」



以上、次回につづく



タイのTAPACOで働く仲間、募集しております。
前進する(アドバンス)ことに決心できる方、お待ちしております。
ご興味のある方は「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください。