車の窓が全開で解放?

千早城 古図


先日関西方面に出張していました。
関西方面というのはなかなか行く機会がありませんが、年に何回かは時間を作ってお客さまとコミュニケーションをとるようにしています。
やはり人間というのは、会ってエネルギーの交換をしているのと、していないのでは本当に違います。どんなに世の中が便利になっても「会う」っていうことは大事なのですね
これは「人」だけではなくて、たとえば私のように「城跡」を巡ったり、「神社」を巡ったりしていても感じることです。
どんなに知識や写真、映像などで行ったつもりになっても、その現地から受け取るエネルギーや目に見えない情報は、現地に行った比ではなく、人との関係性でも土地との関係性でもやはり「現場主義」というのがとても大切だと感じています。
平たくいうと「感じる」ってのが本当に大事なんです。



さて、最近は「LINE」というやつで「山田貢司のどこにいくのか?バカボン一家」の「ガイキチメンバー」の皆様と、言霊の解放という名のもと、あーでもない、こーでもないと言いたいことを話しているわけですが、その中で楠木正成と楠木七城の話題になったことがありました。
まぁ、私の場合、フトマニだとか解放だとかというよりも話したいことを勝手に話しているという感じなのですが、やはり歴史おたく&城マニアのなせる業なのか、このあたりの話題になると俄然興味がわいてくるのです。
一方で、会社の新事業として「城郭復元プロジェクト」を立ち上げていることもあり、仕事という自分のため、ということと、バカボン一家の皆様のなにか役に立てるかもしれない、という利他のためが一致したので、関西出張の最中楠木七城の一つであり、本命中の本命である千早城に足を延ばしたのであります。でも、一番の理由は自分の心がワクワクしたからなんですけどね!



午後はアポイントがあったため、千早城へは早朝の訪問。城に向かう道中雨が降り出し、千早城の登城口では雨は上がっていたものの上空は黒い雲で覆われており、今にも降り出しそうな山特有の雰囲気でした。
例によって自分の中心につながり「ハレ」の感覚につながって、本丸に向かって進んでいきましたが、千早城は670mに位置する山城ですから、寒いのなんのって。しかも、スーツに革靴っていう、ありえないスタイルで登山していたので疲労も倍増。金剛山への登山ルートにもなっていることから、登山道が比較的しっかり整備されているのが唯一の救いでした。
しかし、私が経験した山城の中でも、傾斜のキツさはTOPクラスで、足が本当にしんどかったです。それでも約20分ほどで千早城の郭にたどり着きました。
するとどうでしょう、今まで空を覆っていた雨雲から太陽が姿を見せてくれたのです。そして、本丸に向かって郭を一つ上がるたびに太陽が顔を出してくれる。そんな流れとなりました
下調べをしないまま言ったのですが、本丸跡には千早神社なるものが鎮座をしておりました。祭神はよくわからないものの、楠木正成を祭っているのは間違いないと思われ、そこから写真をとって何かの言霊の解放につながるかどうか、「ガイキチメンバー」に連絡。大事な言霊の解放につながる可能性が高いとのことで、メールの指示に従い、言霊を唱えて終了。
終了後撮って送った写真には楠木正成が映っていて、どうやら成功したらしいとのこと。もちろん、正成さんは私にはさっぱり見えていません。
でも、写真では見えないけど、御神事の最中に正成さんが来た感覚は間違いなくあったのです。
それは言葉で説明するのは非常に難しいのですが、確かに僕の中で繋がった感覚があったということが唯一の真実。ほかの人に説明のしようがない。以前もこのブログでも書きましたが、人間にとっての真実とは自分が感じたこと以外にないということなのかもしれません
(千早神社拝殿)



ガイキチのメンバーとは毎日いろいろな考察を繰り返しておりますが、私にとって最も大事なのはこの考察が事実かどうかというより、そのやり取りを通して自分自身の枠を外していく、自分を解放していくということがとても大事だと感じています。
言霊の解放も外側の世界の話ではなくて、すべて自分自身の内側の話。自分自身の解放なくして言霊の解放もありえない。すべての事象はそれを解放するためのソースに過ぎない。これは私たちがみている世界も同じ。私たちは事象に捕まるのではなくて、その本質に到達することが本来の目的なのです。
もっというなら、目の前の事象は単なる「遊び道具」でしかないのかもしれません。
何をつかって遊ぶのも自由、入口はなんでもかまいません。でも私たちが本来の目的、自分自身を知り解放していくという目的を忘れてしまったら、それはすべて「虚」になります。「実」はその本来の目的の中に進む「エネルギー」にあるのです。そして解放とは力を入れる方向ではなく、緩む方向、そして解放の先は許し、統合していく方向なのです。



ちなみに、今回出張に行く日の朝、家を出る時にありえないことが起きました。
エンジンもかかっていないのに車の窓が急に動きだし全開になってしまったのです。
しかも、ウインドウロックがかかっていた状態、本当にありえないことが起きていたのでした。しかし、車の窓が全開って・・・つまりは解放ということを伝えようとしてくれていたのかもしれません。
私もますます自分を解放し、許し、すべてを生かしあう生き方をしていきます。
そして、自分自身の感覚を信じて流れに乗ってチャレンジし続けます!
うぉーなんだか燃えてきた!



以上です。



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