第三話:リアル

勝連城


パートナー産業で城郭を再現したジオラマ制作をとり進めております
現在作業は進行中ですが、私がこの事業を立ち上げるに至った経緯についてブログで分かち合わせていただいております。
この商品は「城郭復元ジオラマ・その城に関するムック本・テーマ音楽」の3点セットを予定しています。
この城郭復元ジオラマの販売先はまだ決まっておりません。
ご興味のある企業、出版社等ご連絡いただけますと幸いです。
「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください
皆様、この事業に対する応援を是非よろしくお願いします。



さて、11/27と28の両日私は沖縄に飛びました。
縁あって、沖縄県文化観光スポーツ部に訪問させていただき、勝連城をモデルとした観光プロジェクトのプレゼンテーションをさせていただきました。
(勝連城)



初めての訪問にかかわらず、私のプレゼンを真剣に聞いてくださり、文化や歴史についての意見交換もできて非常に有意義な時間を持つことになりました。
沖縄県文化観光スポーツ部の方の地元活性化の真剣な思いを受けとり、私も改めて「お城」というアイテムで地方の活性化の力になりたい!という思いを強くいたしました。
また、今回の沖縄訪問でも信じられない縁につながり、このプロジェクト、波に乗ってきた感じがします。
沖縄県文化スポーツ部のみなさん、ホテル日航アリビラの関係者の方たちに本当に感謝申し上げます。私のプレゼンさせて頂いたプロジェクトも波に乗っていくとさらに嬉しいです。



(勝連城発掘現場)


もちろん、今回も勝連城、しっかり訪問してきました。ちょうど発掘調査や整備調査をされていたようです。建物の礎石や井戸、そして大戦中の銃弾なんかも発見されていたようでした。




さて、前回はプラモネタで押切りましたが、
プラモといえばなんといってもガンプラ
ガンプラ抜きにしては、プラモは語れません。
ガンプラに関しては私が中学1年の時に映画版の機動戦士ガンダムが上映され、直後からガンプラブームが沸き起こりました。
私は、場所は変わりましたが現在もおもちゃ屋として頑張って営業している、自由が丘のマミーで整理券をもらって並んだのですが、お目当てのガンダムはあっという間に売り切れ、ザクとジムを買った記憶があります(泣)
しかしその当時のガンダムはほぼ直立不動、足は動いたか動いてないか忘れたけど、動いたとしてもなんかキーキー音がしていた気がします。



しかしどうでしょう!ガンプラはHG、MG、などの進化を遂げ、最近発売されたリアルグレードなんていったら、桁違いに素晴らしい動き、進化を遂げているではあ〜りませんか!


でもこれも「よりリアルに」という私たちの欲求が、ガンプラをここまで進化させたのです。(まぁ、テレビ版のガンダムを基準としたら、どちらが見栄えとして忠実かというのは微妙ですがww)
つまり私たちには、よりリアルなものを表現したい、見たい、という欲求があるわけなんです。
そして、私自身も「ガンプラ」にもそれを求めていたように、「お城」にも「リアル」を求めてしまうのでした。



お城にリアルを求めるってどんなこと?て思うかもしれません。
実は車の免許をとって、行動範囲が広くなると私は「城めぐり」をするようになりました。すると城の見るべきポイントはとても目立つ「天守」ではなく、各曲輪の連なりによる全体性、地形とのコンビネーションにあるということを感じたのです。
そうすると、展望台気取りの模擬天守がとても無駄なものに見えてきました。
そして、
城においての「リアル」というのは、地形を取り込んだ各曲輪の連携による防御施設、つまり全体性にある!
ということがわかってしまったのです。(ニヤリ)
それは同時に天守だけの城のプラモデルが味気ないものと感じていた子供時代の不満が、何だったかということが分かった瞬間でもあったのです。



そして、ガンダムのあのセリフが頭をよぎります。
「あんなものは飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!」



次回へ続く・・・


タイのTAPACOで働く仲間、募集しております。
より高いクオリティを求めたい!という方、お待ちしております。
ご興味のある方は「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください。