第九話:三本柱

宇連川と山田氏といちこちゃん

今回も城郭復元プロジェクトのブログのアップです。
最近作業が急ピッチで進んでおり、このブログと現実を同期させるため、追いつくまでは「城郭復元プロジェクト」優先でいきます。

パートナー産業で城郭を再現したジオラマ制作をとり進めており、私がこの事業を立ち上げるに至った経緯についてブログで分かち合わせていただいております。
この商品は「城郭復元ジオラマ・その城に関するムック本・テーマ音楽」の3点セットを予定しています。
この城郭復元ジオラマの販売先はまだ決まっておりません。
ご興味のある企業、出版社等ご連絡いただけますと幸いです。
「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください
皆様、この事業に対する応援を是非よろしくお願いします。



長篠城鳳来町教育委員会新城市教育委員会より数次にわたる試掘調査の報告書が発行されています。
私は個人的にすでに長篠へは何度か現地調査に行っており、長篠城址史跡保存館でその報告書を購入しそれを参考にしたり、古地図や古写真を参考にしたりして、現在の地形から当時の地形を再現していきました。
まだ、当時は私どもの会社のモデリング能力はあまり高くなく(まぁ、今も微妙ですが、当時に比べると画期的によくなってます!)、まさにライ&エラーの連続で作業をとり進めていきましたが、決してあきらめことなく作業を進めた結果徐々に形になっていきました。



あるときなぜが突然、「曲が欲しい」と思うようになりました。
まぁ、私は大河ドラマはほとんど見ないのですが、大河ドラマでもやはりオープニングの曲でその歴史観のなかに「グッ」と入り込めるかどうかが決まるような気がします。なんとなく歴史と音楽というのはとても大事なマッチングのような気がしました。そして、その曲もポップなものではなく、どちらかというとオーケストラのような編成で歌はなく曲だけ、というイメージ。
その昔、大河ドラマ風林火山」のサントラを聞いてしびれ、最近は「ユニコーンガンダム」のサントラを聞いてしびれました。いや、元をたどれば、小学校の時に宇宙戦艦ヤマト交響曲を買ったのが原点か!?



当然私に作曲なんてできないのですが、たまたま「曲がほしい」と感じた2012年6月のちょっと前に
山田貢司
と出会っていました。
この方、音楽家とは言っていたものの、音楽とは全く関係のないイベントで出会っていたので、自分の頭の中で音楽とは結びついていなかったのですが、とにかく頼んでみようということで、山田氏を訪ね概要をお話ししました。
私の要求はただ一点、
オーケストラの(ような)テーマソングが作れるか?
ということでした。
山田氏は躊躇なく「出来る」と答えてくれたので、
「それではお願いします」ということで決定!(早っ!)

その時に山田氏は、自分の作ったCD(これはポップというかロック調)を私にくれました。
そのCDを家に帰って聞いていたところ、なんとなく昔好きだった「レッドウォーリアーズ」というバンドの「シャケ」というギタリストがなぜか脳裡をかすめたので、山田氏にそのことをメールで伝えたところ、「いや、それって昔の義弟だし・・」という回答。つまり、山田氏はNOKKOの実兄だったのでした。
「ええぇぇぇえ〜。し、知らなかった・・・」



役者はそろったので、藤井氏と山田氏と同行して長篠城の現地を訪ねました。もちろん、過去に何度も行っている長篠城です。

長篠城址史跡保存館館長さんと)



しかし藤井氏との間においても航空写真や試掘調査では確定できない城郭の形を現地を歩いて決めることが必要であり、山田氏においても現地の雰囲気というか空気を感じてもらうのが曲作りに大切なことだと感じたからです。

(馬場民部の墓の前にて)



その様子は私のブログシンクロニシティー3、「日本の土地のエネルギーに詳しく書いておりますので是非お読みください。

長篠城調査中)



そしてついに今回のジオラマのセットに入る、「ジオラマ」「解説本」「音楽」の3本柱の「種」がここにそろったのです。
それは私にとっては、自分の入れたいものをすべて詰め込んだまるでおもちゃ箱のよにわくわくするものでした。
さて!この「種」をどのように育てていこうか!
次回をお楽しみに!



タイのTAPACOで働く仲間、募集しております。
自分を本気で育ててみたい、という方、お待ちしております。
ご興味のある方は「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください。