第十一話:東京おもちゃショー出展決定!

長篠大通寺


パートナー産業で城郭を再現したジオラマ制作をとり進めており、私がこの事業を立ち上げるに至った経緯についてブログで分かち合わせていただいております。
この商品は「城郭復元ジオラマ・その城に関するムック本・テーマ音楽」の3点セットを予定しています。
この城郭復元ジオラマの販売先はまだ決まっておりません。
ご興味のある企業、出版社等ご連絡いただけますと幸いです。
「パートナー産業のホームページ→お問い合わせ」よりご連絡ください
皆様、この事業に対する応援を是非よろしくお願いします。



長篠城の手作り品の色見本が完成したのが2012年の12月でしたが、その時期はそろそろ本格的に量産ということを考えなくてはならない時期にきていました。
私も経営者の端くれとして、「来期の売り上げにつなげたい」という当たり前の欲求がありました。
そして、開発のピッチを上げるために私が考えたことは、何かの展示会に出展しよう、ということでした。
皆が目の前の共通の目標に向かって進むことも必要ですし、販売チャンネルを持たない我が社にとっては、世の中に発信するいい機会だと捉えたのです。
そして、たまたま「東京おもちゃショー」のサイトを発見。
サイトを見ていると11月で申込み期限は終わっている。
でも、ダメもとで連絡してお願いしたところOKの返事をもらいました。
なんでもやってみないとわからないですよね!



っということで、
平成25年6月13-16日まで東京ビックサイト西館で行われる
東京おもちゃショー2013」に出展決定!



まぁ、あと半年もあるし、なんとかなるでしょ!ということでスタートしたものの、それが甘かったということを後で思い知らされることになるのですが・・・



東京おもちゃショーは初めの2日間はバイヤーズdayとなっていて、商談見本市があり、その後の2日間のパブリックdayでは一般のお客様に見てもらえて、さらに販売もできるのです。
そのためにそこまでに量産品を投入しよう!という目標ができたのです。
それはガンダム一年戦争において開戦までにジオン公国がザクの量産投入が必要とされていたこととオーバーラップされ、私はまさにギレンの心境でした(笑)



量産に向けての第一ステップは、まずは当時設計していた3Dデータを使って形にして、さまざまな不具合を検証をすることです。
モノづくりにおいては、量産の前には必ず試作品を作り、データでは見落としてしまうさまざまな問題を明らかにするプロセスを必ず通ります。
そして、その検証のための試作でお世話になった会社は

「日新産業株式会社」

この会社は先のような試作品を高いクオリティで作り、大手の会社からも大変信頼のある素晴らしい会社です。
私は友人がたまたまこの会社に勤めていた関係で尋ねたのですが、社長である山元様も本当に気さくな方であると同時に、これからどういう会社が求められるかということを真剣に考え実行している素晴らしい方でした。



そして、私どものデータを3次元造形機で出力するのですが、出力するに当たり、またまた今までにやったことのない作業が行く手を阻みます。
3次元造形機で出力して形にするには当然厚みも必要ですし、今回は建物が刺さる穴は塀が入る溝も必要です。
結構大変な作業でしたが何とかやり切り、ついに「日新産業様」から品物が納品されました!ちゃんと穴は開いているか!溝は掘れてるか!とても緊張しましたが、品物を見た瞬間、みんなで感動したのです。
「おお〜っ、素晴らしい!、穴も、溝もちゃんとできているし、かっこいいわ〜」
しかし、喜びもつかの間。
「あら?でもこれ、でかくない?」
「サ・サイズ間違えたぁぁぁーーーー」
A4のつもりがA3



ってことで、次回に続く。



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自分を本気で育ててみたい、という方、お待ちしております。
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